のと3日目。

今日が最終日。
松任まで帰りますよー。


スタート直前まで雨。
この後の天気は回復基調だけれども、心配なので雨具の上だけ持って出発。
能登島を出て七尾市へ。
相変わらずの渋滞に巻き込まれていると、右側に聞いた事のある酒屋と
見覚えのあるロードが。
ここが布施酒造か!この渋滞ペースだったら寄れるかも!
と、いうことで自分の脚力を完全無視してお土産購入。
5年古酒と7年古酒を1本ずつ(7年古酒は父へ)宅配で。
zeekに「今回は腰が痛いので持って貰えませんか?」とお願いされた
4合瓶をなんにも考えずに安請け合いしてカバンに入れて出発。


ちょっと走ったところで坂登場。
zeek「はーい、ここから坂がはじまりまーす」
ちょっ…!!聞いてない!覚えてない!こんな坂知らない!
あっという間にzeekは見えなくなりました。


坂があることを忘れていた私が悪いのですが、そんな事はきれいさっぱり
忘れてひたすら心の中で4合瓶を罵倒しながら登ります。
大分登ったところでミナミさんの車を発見!ネ申!
雨具と酒瓶を預けてちょっと軽くなって出発。
26.5km地点の七尾休憩Pで水だけもらって出発。
47.6km地点の人影まばらな氷見CPを「早く出発してください〜」の
メガホンに押し出されるように出発。


ここから県境の登りへ。
頂上には児童クラブの子供たちが水を持って待っていてくれます。
押したり押したり押したり乗ったり押したりしながら登坂。
水をもらって「よし、ここから下りだ!」と下り始めると
途中で道を右へ…。
?????????いつもとルートが違う。
ってちょっとまて!なんだこの坂!!
見た瞬間降りてリカを押しはじめるようなすんごい坂。
(写真が無いのが残念、ぜひ見て欲しかった)
周りで一緒に押している人と「この坂はありえない」
「この坂は初めてだ」「水ポイントからくだりだと思っていた」
「しんどい」「つらい」「疲れた」と呟きあい。
なんじゃかんじゃと大分押して激坂終了。
坂を下ると66.9km地点の昼食会場。


時間的にかなりギリギリ、出発制限7分前に到着。
すでに走る気ゼロ、到着してミナミさんを発見したので
「もう、リタイアします」と告げると
「ダメ!今出れば間に合うし、出発させてとお願いされたからダメ!」
orz誰だ、お願いしたのは…。
ミナミさんが味噌汁とおにぎりを持ってきてくれたので、味噌汁の汁だけ
飲んで出発。
(おにぎり食べたかったけれど、いざ目の前に出されると食べられないorz)
昼食会場を出て少ししてからZ氏より電話。
「この先のすしべん(山田うどんのようなものw)で待っているから来なさい」
との事。
まだ大分先なのに「あ、あそこねー、結構近いかも今から行きます」と
返事してしまい(走り出してから距離に気付く)30分も待たせる酷い仕打ちをしてしまう。


なんとか到着して、アイスをもらって食べている間に指導の人が接近。
昼食会場を出たら出発制限は終了だと思っていたら、どうやら次の100.8km地点にも
制限があるとの事。
大慌てで出発、だんだん向かい風がきつくなってきたのでZ氏に
「後ろから極力離れないように」と厳命される。
了解です、Z氏のバッグの「男」シールだけを見つめて走りますよ。



100.8km地点のかほく休憩Pに到着、水だけもらって出発。
この後強風田んぼ地帯へ突入。
この辺から、何故かやたらとトマトジュースや味噌汁などの塩分のキツイ
物が飲みたくなる。
空腹も結構限界(なのに、ソイジョイなどの甘いものは食べる気もおきない)
(何か食べたい)(何も食べたくない)が頭の中をグルグル
気分が悪いのをスポーツドリンクをチビチビ飲みながら誤魔化して
風除け係Z氏の後ろから離れないように走っているうちにコンビニ発見。


寄ってもらってトマトジュースを探すものの、無いでーす。
トマト系野菜ジュースはありましたが「無塩」(´;ω;`)ウッ
梅おにぎりとお茶だけ買って外へ出ると…豪雨。
コンビニに入るちょっと前から雨はぱらついてましたが、ここまで降るとは…。
雨と共に突風のマイクロバスと指導の人たちがコンビニへ到着。


おにぎりを食べている間に雨も収まってきたので出発。
しばらくは指導員数人が後ろについていてくれましたが
指導員同士で「リカンベントは風関係無いから」「じゃ、前へ行きます」
「じゃ、他のを見ます」と話し合いながら少しずつばらけて行って
気が付いたら2人旅に戻ってました。
うーん、関係無くはないんだけれど…まぁ、影響は少ないかもね。
突風農地を抜けて、幹線道路を抜けて、住宅地を抜けて…いる間も
トマトジュースが頭から離れませんが、自販機には売ってないですね普通。
後ろで「トマトジュース…いや、麺つゆでもいい…」とブツブツ呟いている
人を引くのは怖かっただろうなぁ>Z氏


最後の海沿いの砂交じり突風地帯を通過してゴール。
おかげ様でなんとか間に合いました。