佐渡ロングライド当日

コースガイド
http://www.sado-longride.com/course/index.html
今年は130kmのBコースに参加しました。


朝4時起床。
前日ギリギリまで悩んだ服装は「寒さ対策用」に決定。
装備
モンベルジオラインLW長袖
TBジャージ
ユニクロのペラペラウィンドブレーカー
モンベルレインダンサージャケット


CW-Xロング
モンベルマウンテントレーナーパンツ


思いっきり冬用の装備ですね…。
ジャケットは、走り出したら脱ぐだろうと思っていましたが結局最後まで着てました。


210kmAコースの皆さんは先に自走で出発、私とbassmanは宿のクルマで会場へ。
受付は前日に済ませておいたので、結構余裕で過ごせました。
空はどんよりとしていましたが、雨粒はまだ落ちてこない状態。
手際良く並ばされて、6時半過ぎにスタート!


周りのペースに引きずられると、あっというまに疲れてしまうのは
判っていたので、まずはゆっくりと出発。

ちょこちょこと出てくる坂に早速体力を削り取られながら
20km地点の相川ASへ到着して、わかめソバをいただきまーす。
ソバは若干伸び気味でしたがwロングライドのASで塩気のあるものは貴重です。
一緒に置いてあった、ゴマおにぎりがさらに(゚д゚)ウマー
一口だけ食べて、残りはたすき掛けにしている胸元のカバンへ。
20km先の入崎ASへ走りながら食べてました。


入崎ASではイカタコ飯(゚д゚)ウマー
いやー、今年は食べ物が豊富だなぁ。


次のはじき野ASまでは32km
この頃から、雨が降ったりやんだりしはじめました、風は相変わらず向かい風。
途中Max11%のZ坂と10%の大野亀坂があります。

ほーらZの字に見えるでしょ。
ここの区間で運動不足を痛感させられました。
32kmを走るのに2時間も掛かってしまいましたorz
気力も萎え萎え、ちょっとした坂でインナーローを使い切って
前を走っている人が降りて押し出すと、つられて押しだす始末。


ヘロヘロとはじき野AS到着。
お腹がすいていたので、おにぎりが食べたいなーーと建物の中へ入ると
…………ない!
なーーーーんにもない!
ボランティアスタッフの方が「温かいお茶はいかがですかー」と声を掛けてくれたので
頂きつつ(見落としているだけだ、食べ物が無いなんてありえない)
建物内を見回します。
たまらずスタッフの方に尋ねると、申し訳無さそうに
「無くなってしまったんですよ、すみません…」
(lll゚Д゚)(゚Д゚lll)
(lll゚Д゚)(lll゚Д゚)(lll゚Д゚)ガ━━━━━(;゚д゚)━━━━━ン!!!!
あまりの衝撃に「そ…そうなんですか」としか言えず。
売店らしきものがあったので、そこで買えばよかったのですが
そのときは全然頭が働きませんでした。


カバンを漁って手持ちの補給食を確認。
ソイジョイ1本
前日M嬢にもらったクッキー1枚
ビスコ少々。
orz…補給食というよりも、遠足のおやつ。


今年は130kmだから、補給食はあまり持たずにASで済ませようと思っていたのが
完全に裏目に出ました。
平地の130kmと山あり谷あり130kmはお腹のすき具合が全然違うのねー。


テンション最低な状態でAS出発。
全然スピードが出ない状態で進んでいきますが、ふと時計を見ると
すでに12時過ぎ
次の平沢ASは28km先、Bコース唯一の足切りポイントです。
タイムオーバーの時間は13:30
さっきまで32kmを2時間掛けて走ってましたよ、私。
やばい、やばい、本当にやばい。
回収車の乗り心地は去年堪能したので、今年は乗りたくない!
130kmコースで回収はさすがに恥ずかしすぎる!!


よっしゃ!行くぞ!


殆ど平地だったのが幸いしました。
補給食(おやつw)を食べつつ、ぐいぐい踏んでさっきまで抜きつ抜かれつだった
何人かをバックミラーの遥か彼方へ押しやって前へ!前へ!
何度も時間を確認しながら平沢ASへ着いたのが13:20
セーーフ!間に合った!
そして、ここも補給食は無し!
なんだ、イナゴの大群でも通り過ぎたのかw


スタッフの「13時半にここに居る時点でリタイアとみなしますー」の声に押し出されて出発。
…トイレに行きたかったなー。
ま、途中でなんとかなるか。


100km地点の平沢ASがBコース最後のAS。
ここを出ると、130km地点のゴールへ16時に到着すればおっけー。
余裕だね?
余裕だよね?


いや、全然余裕じゃありません。
局地的に非常にピンチです。
「ト・イ・レ」
トイレに行きたいーーー!
運動して喉が渇くので水分をマメにとるのは基本ですね、でも寒いから汗があまり
出ないんですよね、ということは出る場所は1箇所ですよね?
さっきまで海沿いを走っていたときは所々トイレがあったんですよ。
それが、Bコースの佐渡横断ルートに入った途端、民家と畑と田んぼと山しかありません。


110km過ぎ辺りの坂を押していると、登りきったあたりで参加者とその知り合いらしき
人たちが談笑中。
私も登りきって一息をついていると、おばさんがバナナをくれました。
ありがたく頂きつつ「この辺の人ですか?(トイレが借りたいので)」と
質問するも残念ながら大分離れた所の人らしい。
休憩しつつ、隣の民家へ声を掛けてみたものの返事無し。
バナナをくれたおばさんが「この辺はトイレは無いわよ、藪でしてきたら?」と


藪!
30歳目前にして藪!
そ…それは…嫁入り後の娘さんとしても非常に厳しい。
「まだ、何とかなりそうなので先へ進みます」と返事をしてステキな藪を探しつつ
とりあえず前進。
ステキな藪見つからずorz
そろそろ本気でやばくなってきた頃、人気の少ない道では珍しくおばさんが家の前で応援中。
急ブレーキでとまって
「すいません!ここのお家の方ですか?トイレ貸してください!」


・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*


助かった。
お礼を言うと、おばさんが「よかったわね、ここから先もう家は無いわよ」
ここを逃していたら、ゴールまでの10kmで人生最高の恥辱にまみれるわけだったのか…。
トイレ後の記憶があいまいですがw
このあと、山道を越え街中へ戻り無事に15:30頃ゴール!


いやいや、今回も大変でした。