ツール・ド・のと400 2日目

田舎のいとこを思い出す部屋で一夜を明かし、今日は目覚ましが鳴る前に起床。


去年食べた素麺かぼちゃのぬか漬けと再会しつつの朝ご飯。
どうやら茹でずに生のまま漬けているっぽい、帰ったら再現しよう。
着替えて、荷物を持ってスタート地点まで朝市をひやかしながら行きます。
途中の酒屋さんが早朝から営業していたので、来年はあそこでお土産を買ってもいいかも。


スタート地点につくまでにポツポツと雨が降ってきました。
預けておいたリカを引っ張り出して、所定の位置に置く頃にはザーザー降り。
テントの中に逃げ込んで、お見送りに来てくれた京都ピスト組とおしゃべり。
さすがにこの雨の中ではスタートがしにくいようで、いつもより遅めのスタート。
早速坂道を登って降りて、登って降りてを繰り返します。
天気も降ってやんでちょっと晴れて、降ってやんでちょっと晴れての繰り返し。
カッパを着ているとあづぅぅぅぅぅいぃぃっっ!!
ちょっと長めの坂で「もういい!脱ぐ!」と1人でぶちきれてカバンにカッパを叩き込む。
その後天気は低調ながらも、殆ど降らずに快適でした。
なんだったんだ、朝の雨は。


その後しばらく一人旅をしていると、前方に見知らぬリカンベントが…。
誰?誰?とトンネルで抜かしつつ「こんにちはー」と声を掛けると
「あ、こんにちはー」と少年が返事を返してくれました。
………え?!少年?!
リカンベントはBURLEYのCANTO、思いっきりシートを前に出して乗ってます。
サイズ、ポジションはダイジョブか?少年よ。
チェックポイントでYOO氏、Z氏に話すと
「去年3日目参加でリタイアした人の息子さんが挑戦しているんだってさ」との事。
おとーさんは、MTB(だったかな)で息子さんのサポートとして一緒に走ってました。
(おとーさん自身がリベンジすればいいのに…と思ったのですが
そんなに辛かったのでしょうか?去年)


今日も涼しいので「去年は食べられなかったゴーゴーカレーを今日は食べるぞー♪」と
意気揚揚と昼食会場にたどり着いたら折り詰めと豚汁が渡されました。
え?カレーは??
おーい、カレーはどこだー??
スポンサーにはなっているのに、カレーは消えてました。
明日の昼だったりするのか?それとも何だ名前だけか?
代わりと言っては何ですが、豚汁の一味がやけに効いてました。
時間が無いので慌てて飲むたびにむせるむせるw


次の休憩ポイントは約18km先の七見ポケットパーク。
前回まではゆるくて長い桜峠が休憩ポイントでしたが、今回から距離が短くなったのに
伴って、休憩ポイントも変更になりました。
七見ポケットパークに着いたのが14時過ぎ。
YOO氏に「24km先の穴水チェックポイントに16時に着けば大分余裕が出来る」と言われて
「…ダイジョブかなぁ、通ったこと無いところだからちゃんと時間までに着けるかなぁ」と
不安な気持ちで走っていたら…
15時半過ぎに穴水到着。
え?もう?
待っていてくれたみんなに「近いじゃん!!」と到着第一声で叫んだら笑われました。
待たせた奴が言う台詞じゃないですね。


その後はいつもの道、坂を登って下って登って下って、海沿いを走って、登って登って
明るい時間にツインブリッジのと通過〜。
いやーー、こんなに日が高い時間に通過できるなんてうれしいなぁ。
疲れた足に厳しい能登島の坂をいくつも登り降りしてもうすぐゴール〜
と、海沿いを走っていると前方にプリンス&リカ組&zeekなどなど停車中。
待っていてくれたんだ、ありがたいなーと思って近づくと
…パンク修理中でした。
【私を待っているうちにパンクした】との事。
ウワァァァンヽ(`Д´)ノ違うよ!私じゃないよ!!
パンク修理を待つ間、私の「生き恥晒したくない」発言に
「もう、晒してんだろ!」との素晴らしい突っ込みを受けたりしてました。
まだ晒してないよー、皆様にネタを提供しているのは自覚しているけれどさ。


パンク修理も済み、ペースを落としてもらってみんなとゴール。
どんどん暗くなる中、宿の車に乗って5分程で到着。
今度こそ大部屋雑魚寝を覚悟して行ったら「女性の方は隣の部屋です」との事。
今度はどんな部屋?とふすまを開けると…
畳の匂いも新しい6畳のきれいな部屋でした。
え?ここ1人で使っていいの?ホント??…いやー、わるいねぇ(・∀・)ニヤニヤ
布団を隙間無くぴっちり敷いている大部屋の横で、快適に過ごさせていただきました。
うーーん、すばらしい。