研修1回目。

地下駐車場での研修に行ってきました。
研修を受けたのは、私とS氏の2人。
やったことは。
・車体の大きさを体で覚える。
・衝撃の少ないブレーキの掛け方。
・8の字、すり抜け。
・スピードの違う車(普通のトラック等)のやり過ごし方。
・お互いをお客様に見立てて、会話をしつつ運転をこなす。
・車体を漕がずに押したり引いたりして移動させる。
坂道発進
などなど…。


普段タイヤが2本の乗り物にしか乗らない私にとって、どれもこれも
未知の世界。
内輪差とか、巻き込みとか、バックしつつ方向転換も……
うわーーー頭がパンクするーーーー!!!
車体も大きいんですよ…ぐわっと後ろを見ないとミラー程度じゃ
後方確認もおぼつかないし(これは慣れの問題?)
シート位置もギリギリ、ブレーキは指先がようやく引っかかる程度
私のリカンベントのようにXS加工したものは無いの?
ドイツ人ってやっぱり大きな人が多いのねぇ…と、ブチブチ心の中で
文句を言ってました。
でも漕いでいるうちはエヘヘヘヘ〜〜楽しい〜〜ってなっているので
……ま、いっか。


で、研修最後が「坂道発進
車体が約150kgあるので、アシストは必須です。
ドイツ純正品(ちょっと変な表現だなぁ)の特徴として
「ペダルを1回転させないと、アシストのスイッチが入らない」
「アシストのパワーが日本の3社に比べると弱め、あくまでアシスト」
と、いうものがあります。
(日本の3社はほぼフル電動状態なので踏めば即アシスト開始します
というか、漕がなくても多分進みますw)


地下駐車場から地上への短い坂を登って下る×2
後ろに中肉中背の男性を乗っけて発進ーーーーっ!
登り始めるちょっと前にアシストを入れて、ちょっと重めのペダルを踏むと
うん、すこーーーしきついけれど登れるぞ。


そんな時に、ふと「坂の途中で止まったら、どうなるんだろう?」と
ちょっと魔が差してブレーキを掛けた瞬間
………進めません、ちょっとでもブレーキを緩めると落ちてゆきます
ペダル??踏めませんよっ(逆切れ)
瞬時に溶接されてしまったかのように動かなくなったペダル…。
後ろから押してもらい、ようやく1回転させてアシストを入れて登りきれました。
人間2人+車体の重量を舐めてました。
軽く250kg超えちゃうもん、このぷよぷよの足では太刀打ち出来ませんよ。
2度目は魔も差さずぐいっと一気に登りきれました。
最初の頃に聞いた「会場内では女性で純正品を運転するのはちょっとキツイ」
を身をもって体験。 
あんな急坂は会場には無いけれど、現場で立ち往生しないように気をつけないとね。


次は会場で研修。
まだ日程は決まっていないけれど、体が忘れないうちにやりたいなぁ。



あ、そうだそうだバッテリーの持ち時間は、普通にアシスト程度に使って
平均5〜6時間だそうです。距離はイマイチ不明。 
以前は1日持つ物もあったそうですが、バッテリーがヘタってきたのか
暑さで人間がヘタってきているのか、最近はそれくらいらしいです。