やっぱり…。

ももちゃん。

昨日、携帯の電池パックを買いに行くため隣の市へ行ったのですが
途中で「犬屋敷」とよばれる負の名所を通るんです。
(20坪程の更地に大量の犬小屋が並び、1つの小屋に2匹ほどずつ繋がれた状態で飼われていました、衛生状態は最悪。周辺住民は風向きによって、猛烈な悪臭を嗅がせられていたらしい。)
……犬がいません、犬小屋が家の脇に山積みになってます。
いやーな予感がして、家に帰ってからまちBBSで調べてみると
やはり、飼い主だった男性が亡くなった為殺処分されてしまったらしいです。
近所でも有名な、全く回りの迷惑を考えられない、人とまともな会話が
成り立たない方だったようで、普通これだけの規模の多頭飼い崩壊が
あれば当然、手を差しのべる方がいてもおかしくないのですが
いくら検索を掛けてもまったくヒットしません。
以前、ゴミ屋敷更正で当てたテレビ局が取材に来たらしいですが
全く成果を上げられなかったそうです。


崩壊していても、餌だけはやっていたらしく
あくまで名無しさんの書き込みですが「飼い主が外に出ると犬達は
大喜びでしっぽをふっていた」というのを読むと、なんとも言えない
気持ちになります。
私自身は、死後の世界も生まれ変わりも信じていない人ですが
この犬達には「虹の橋」が存在してくれたらなぁと、他のだれかと
一緒に渡れるといいなぁと考えてしまいます、矛盾しているけどね。


崩壊するような多頭飼いは問題外ですが、かなりお年を召した方が
動物を飼っているのを見ると、不安になります。
果たしてどちらが先に逝くのか?と。
動物が残されたときには、面倒を見てくれる人はいるのか?と。
里親サイトでも「飼っていた親戚や両親が亡くなった為里親を
探している」という書き込みをよく見ます。
まだまだ元気だった人の突然の不幸という場合もあるので
多少は仕方ないと思うのですけどね。
私もいつまで猫と一緒に暮らせるのか、たまに考えることが
あります、もし猫達を残して急に逝ってしまったときは誰が
この子たちの面倒を見てくれるのか?とも。
今なら、ダンナや猫好きの親戚を当てにできるな…と考えて
ますが、そうならないのが一番ですね。


写真は、去年里親探しをしたドーベルマン混じりの子。
(ほとんど消してしまったのですが、偶然残っていたのを発見)
育った(1歳程度)大型犬の里親探しがいかに困難かを思い知らされ
ました、全然しつけが入っていませんでしたが、数日でお座りと
マテが出来るようになりました。
現在は里親さんのところで幸せに暮らしています。
広いお家に住んでいたら、自分が飼いたかったです。
こんないい子を捨てるなんて、元の飼い主は何考えてたんでしょうか。