捨てる何とかあれば…。

………数年ぶりに警察のお世話になりました。


ふぐ旅行の翌日から、名古屋中心部に短期バイトに行っております。
1駅分ケチって20分程歩いて通勤しているのですが、通勤初日から
あるものが道端に落ちているのです。


それは………ボロボロの「トレンクル」（多分7500の方）


最初見たときは、時間が無いのもあって
「……あれ…トレンクルだよねぇ…サドル一番下に落ちてるし…
チェーン外れてるし……前後ともパンクしてるけれど……」
翌日は
「……あれ…トレンクルだよねぇ…一部サビサビだけれど
フレームのロゴ(黒字に金色）には見覚えあるし、フレームは錆びてないし…」
その次の日は
…おもむろに持ち上げてみて。
「……軽っっっ！！！やっぱトレンクルだっ！」



でもって、今日仕事帰りに持っていきました。
交番に。
繁華街そばの交番は、ちょうど運悪く無人で途方に暮れながら車体を見ていたことろ
自転車店の電話番号入りシールを発見！
交番脇で電話をしてみたところ、なんと以前盗難の話しを聞いたとの事。
かなり遠い自転車店なので、今日はその交番に置いておいて欲しいと頼まれて
勇気を振り絞って、交番に置いてある
（受話器を取ると警察署に繋がります）と書いてある電話の受話器を取って事情を話し
待つこと10分程。

お巡りさんｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
しかも2人も！！
でもって、情報伝達が上手くいってなくて
どうやら私が元の持ち主で、盗難自転車を自力で発見したように思われてますよ！
…誤解を解くのに数分×2人分。
繁華街の盗難自転車なんて掃いて捨てるほど居るので
結構面倒そうな対応をされる始末…。
ちょっとしょんぼりしつつも状況をうかがっていると
そこは腐ってもお巡りさん。
やることはやってくれます、盗難届の照会をして届が出ているのを電話で聞いた瞬間
お巡りさんの目の色が変わるのを私は見ましたよ。


まぁ、それよりもなによりもその届が出たのが2001年…。
そっちのほうにびっくりですよ。
……あんた（トレンクル）今までどこをさまよっていたんだい…。
…かわいそうに。


とりあえず、盗難届も出ていたので所有者のもとに帰れそうです。
拾得物（自転車専用のものがありましたよ）の書類を書きつつ
お巡りさんに「元の持ち主がいらないって言ったら、私にください」と
言ったのはナイショにしておいてください。